chrome.experimental.* API

Google Chromeでは、正式に実装されていない試験的なAPIも先行して使うことができる。

そのためには、基本的には Dev Channel より最新版を入手し、起動パラメータに “—enable-experimental-extension-apis” をつけて起動する必要がある。(機能によっては安定版でも利用可能なAPIがある模様)

拡張機能側では、Manifest Fileでパーミッションを設定しなければならない。

"permissions": [
  "experimental",
  ...
],

また、これらのAPIを含めた拡張機能は で公開することは出来ない。

  • chrome.experimental.history
    • 遷移タイプ : 訪問の遷移方法を示す定数
    • HistoryItem : 履歴クエリによる検索結果をあらわすオブジェクト
    • VisitItem : あるURLへの訪問を表現するオブジェクト
    • addUrl : URLを追加する
    • deleteAll : 全ての履歴を削除する
    • deleteRange : 指定した日付範囲の履歴を全て削除する
    • deleteUrl : 指定URLに関する全ての出来事を履歴から削除する
    • getVisits : 指定URLへの訪問に関する情報を取得する
    • onVisitRemoved : URLが履歴から削除された場合に発生するイベント
    • onVisited : 訪問が発生した際に呼び出されるイベント
    • search : 指定クエリの最終訪問日時を履歴から検索する
  • chrome.experimental.processes
    • Process : ブラウザのプロセス情報を持つオブジェクト
    • getProcessForTab : 指定タブで現在描画中のプロセスに関する情報を取得する