デバイスの向きを変えた(縦から横へ、あるいは横から縦へ)場合に呼ばれるイベント。

このイベントが発生すると、コールバック関数は引数によって端末の向きを知ることが出来ます。そこには回転した向きによって “portrait” あるいは “landscape” という値が入ってきます。また、同じ名前のクラスがHTML要素に追加されます。

現在のところ、端末が orientationChange を実装していない場合、かわりに resize イベントを使った検出としています。

回転のタイミング

この orientationchange は現在の実装で window.orientation を基にした正しい event.orientation の値を返しますが、その発生タイミングは、クライアント領域の高さと横幅の変化を検知するタイミングと関連していて、ブラウザによって異なります。もしバインドする処理が高さと横幅を使うならば、おそらくイベントの発生タイミングを画面サイズの変更時点に揃えるため $.mobile.orientationChangeEnabeld = false を設定し、リサイズによってこのイベントが発生するよう限定した方が良いでしょう。

$(document).ready(function(){
  $(window).bind("orientationchange", function(e){
    var ow = (e.orientation=="portrait" ? "縦" : "横");
    $("#ph-orientationchange").text("端末の向きは "+ow+" です。");
  });
});

端末を回転させてください。