Preziでのプレゼンテーションは簡単ですが、事前の準備や実際に話しながらPreziを使うための、幾つかの方法やテクニックがあります。ここでは、それらを見てみましょう。
殊に重要なプレゼンを控えている場合、Preziプレゼンテーションを作り終えたら、それをダウンロードしておくことをお勧めします。Exitを押して Prezi.com/my に戻り、Downloadタブからファイルとして保存します。
ダウンロードしたPreziを会議運営者に渡しておけば、彼らは例えインターネット接続の無い、Preziをインストールしていないコンピュータであっても、作業することが出来ます。
Preziデスクトップで作成した場合、エクスポートをすることで前述と同様の簡易Preziプレーヤー付きのファイルフォーマットのファイルを入手出来ます。
プレゼン会場でインターネットに繋がるならば、Prezi.comから直接行うことも可能です。しかしブラウザからフルスクリーンモードでプレゼンを行う場合、キーボードショートカットが使えないことに注意して下さい。
プロジェクタを用いる場合、機器を接続した後にスクリーンの解像度が切り替わることに注意して下さい。
そのため、ダウンロードしたPreziやブラウザウインドウを、プロジェクタ接続前にリサイズしておくのが良いでしょう。接続後、Fullscreenをクリックして最大化してやることで、画面いっぱいにプレゼンテーションを映し出せます。
Prezi作成中に考えておくべきことの1つは、画面の縦横比です。多くのラップトップコンピュータはワイドスクリーンになっていますが、ほとんどのプロジェクタは4:3の比率です。フレーム作成時にShiftキーを押しておけば、自動的にこの3:4の比率で矩形が描かれますので、プロジェクタ上に適切なサイズで映されるようになります。
Preziを使ってプレゼンを行う最も簡単な方法は、パスを設定しておき、それをリモートクリッカで辿ることです。自由にナビゲーションしたい場合の、いくつかのヒントを挙げておきます。
ストーリーラインを見せるために、Preziにパスを設定しましょう。Prezi全体を囲う大きなフレームを作成し、全体像を見せるためのパスをそこに追加します。プレゼンテーションの途中で全体像に戻って見せることは、聴衆に現在どの部分について話しているのかを知らせる意味でも、良い習慣です。
ダウンロードしたPreziやオンラインでの閲覧モードでは、キーボードの矢印キーなどを使ってパスを前後にナビゲーションできます。先頭に戻るには、マウスを使って「戻る」ボタンを長押しして、リスタートアイコンをポップアップさせます。
しかしながら、最良の方法はリモートクリッカを使うことです。ただ次/前ボタンを押すだけで、パスをナビゲート出来ます。(中には、ブラウザのフルスクリーンモードでは機能しないリモコンもあります。その場合、ダウンロードしたPreziを試して下さい)
聴衆からの質問に答えるのに、またパスをたどり直したりする必要はありません。
全体像が見えるところまでズームを引き、質問の主題部分をズームしましょう。ズームを少し引き、周囲の関連項目を見せることも出来ます。
そうやって寄り道した後で、再び「次」をクリックすればパスを続けて辿ることが出来ます。
別のポイントからパスを始めたい場合は、パス上のオブジェクトをクリックして「次」をクリックします。
プレゼンテーション終了後、Preziを一般公開することが出来ます。プレゼンター抜きでも意味が分かるように、コメントなどを追加しておきましょう。そして Prezi.com/my からプレゼンの Publish チェックボックスにチェックを入れます。加えて、Shareタブをクリックすることでブログなどに簡単に貼りつけられるコードをコピー出来ます。