自動インクリメンタル・リクエスト

インクリメンタル・リクエストとは

例えば自分がMentionされたTLを取得したい場合、インクリメントを使わなければ、常に最新のTweetを指定個数(無指定なら20)取得します。
しかし自動インクリメンタルを使うと、前回最後に取得したもの以降だけが取得できます。

例えば初回に取得できたのが8件だったとして、次に取得したタイミングで新たに5件のMentionがされていたとします。
インクリメンタルであれば、ここで取得されるのは新たな5件だけです。しかし、非インクリメンタルであれば、既に取得したものも含めた13件が取得されます。

インクリメントを用いる場合、前回のリクエストでどこまで取得したのかを記憶しておく必要があります。このために使用するのが、インクリメント用キャッシュです。(なので、キャッシュという表現は不適切であったかもしれません)

インクリメント用キャッシュディレクトリは、事前に作成しておく必要があります。このディレクトリには実行ユーザによる書き込み権限があることを確認してください。

ディレクトリパスの指定は、以下のように行います。

$tuitter->setCache(new Tuitter_Cache_File('/path/to/dir/'));

明示的に識別子を指定することで、複数のインクリメンタル・リクエストを行うことができます。
識別子は各リクエストの第二引数へ指定し、省略時は‘default‘です。

インクリメンタル・リクエストを使わない場合は、ここに false を指定します。

$tuitter->getFriendsTL(array(), 'key1');

識別子を使用しても、キャッシュディレクトリの指定が無い場合は、自動インクリメントは動作しません。

開発中などで、最初からリクエストをし直したい場合は、キャッシュディレクトリを空にしてやります。
プログラムからリセットする方法は、現時点では用意していません。

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