スマート・ズーミング

スマート・ズーミングはPrezi独自の機能です。これは閲覧モードの際に有効で、キャンバス内を移動する際に有用です。オブジェクトのズームと、スマート・ズームアウトの2種類があります。

オブジェクトのズーム

閲覧モードでオブジェクトをクリックすると、Preziはそのオブジェクトが最もよく見えるようにズームを行います。オブジェクト全体が極力大きく見えるように、オブジェクトを中心にして、文字などが読み易いよう回転させて位置を決めます。

例として、下のPreziをクリックして動きを確認して下さい。はじめは左側の円をクリックしてみるのが良いでしょう。オブジェクトやフレーム、テキストなどクリックする対象のよってズームが自動的に調整されます。

スマート・ズームアウト

スマート・ズームアウトは、現在ズームしている状態から、フレームがネストしているようであれば、ひとつ引いたズームレベルへ移行することです。「ひとつ引いた」とは、すぐ上でオブジェクトを囲っているフレームを対象としたスマート・ズームを行うことを意味します。

例として、上のPreziの右側の円を使って試してみて下さい。まず一番小さな舵をズームします。次に余白部分をクリックしてスマート・ズームアウトを行うと、順にひとつ上の円にズームアウトされていく様子がわかると思います。

ズームアウトは、最後には必ずPrezi全体にまで引かれていきます。キーボードの Ctrl+スペースキー を押せば、瞬時にこのレベルまで引くことが出来ます。これが便利な場合は数多くあるでしょう。例えばプレゼンテーションの最後に、聴衆から質問を受け付けると思います。その際にプレゼン全体を見渡せるところまで引いて見せたいと思うのではないでしょうか。

この機能には、パスの設定は不要です。全ての動作はPreziに組み込まれているものです。この機能が、パスに沿ったプレゼンテーションの途中にも役に立つことに気づくでしょう。聴衆の反応に柔軟に応えながら、プレゼンテーションを移動することが出来ます。